美容・その他のレーザー治療

レーザーカスタマイズ

QスイッチYAGレーザー、long pulse YAGレーザー、CO2レーザー、フラクショナルレーザーを使用して全顔のお肌の総合治療を行います。しみ、肝斑、くすみ、いぼ、ほくろ、毛穴、脱毛、お肌のはりなどの様々な症状に対応します。
全顔のお肌の管理に興味があるが、様々なレーザー治療を重ねると料金が高くなってしまうという時に選択することが多いです。出来るだけ少ない治療回数でお肌をきれいにして、治療するごとに肌年齢を若くすることを目指します。
お肌の反応をみて途中でお肌に合ったレーザー単品メニューをご紹介したり(症例写真2人目)、場所ごとにレーザーの照射の設定を変更しながら全顔のお肌の管理をします。(症例写真3人目)

症例写真

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ピコカスタマイズ

QスイッチYAGレーザーをより進化させて登場したレーザーがピコレーザー(ピコ秒YAGレーザー)になります。最新型のレーザーで全顔のお肌の治療をするときに使用します。ピコレーザーで可能な3つの照射モードで全顔治療します。ピコトーニング、ピコスポットで全顔のしみ、肝斑治療をします。
また、ピコフラクショナルで肌質改善治療を行います。一度に多数のしみをかさぶたにして取りたい時にピコカスタマイズを選択することが多いです。

症例写真

 
 

各種しみ治療

当院ではしみ治療として、10種類以上のレーザー治療を使い分けています。しみ治療単品をご希望の場合には、可能な限りご要望にお答えできる治療法をご提案いたします。
この場で全てのレーザー治療を説明出来ないため、ここではそばかすの治療を例にしたいと思います。
そばかすはレーザー治療の反応が良い場合が多く、様々なレーザー治療、光治療が適応になります。
もし、かさぶたのダウンタイムを少なく治療効果を出したいとご希望があれば当院ではlong pulse YAGレーザーの第2高調波(通称long pulse KTPレーザー)、rubyフラクショナルの2つをご提案します。
long pulse KTPレーザーはIPLやフォトフェイシャルと似たようなしみ治療効果があるレーザーです。濃いしみを薄くするのは向いていますが、薄いしみをさらに薄くすることは出来ません。症例写真でも1,2 回目の治療効果は明らかですが、3回目以降の効果ははっきりしません。かさぶたを少なくしたい場合、最初の1-2回でlong pulse KTPレーザーからrubyフラクショナルに治療を変更する場合が多いです。

症例写真

 
 

ほくろ除去(色素性母斑)

ほくろ除去については大変多くの患者さまが来院して治療しています。ほくろ(色素性母斑)は皮膚の深い層まで色素が入り込んでいる場合もあり、傷跡が問題になることもあります。一度に多数のほくろ除去を希望される方もいるため、治療法に関してもご理解を深めてから施術を受けてください。

症例写真

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いぼ治療

いぼ治療として老人性いぼの脂漏性角化症とウイルス性いぼの尋常性疣贅の治療について説明していきます。
老人性いぼは名前の通り年齢とともに増えてくるいぼです。多発しやすい方は顔、首、体と全身に散在します。CO2レーザーで1つずつ焼灼して治療していきます。治療の手間はかかりますが、傷跡が目立たずきれいになる場合が多いです(症例写真1人目、2人目)。眉毛の中のいぼも治療していますが、脱毛も少なく治療出来ています(症例写真1人目)。このような場所でレーザー治療のテクニックが表れます。
一方、ウイルス感染によって出現するいぼの尋常性疣贅は治療に難渋することもあります。保険診療で長期間液体窒素の治療を受けて完治せず、レーザーの強い治療を求めて来院する場合もあります。当院では尋常性疣贅に対してlong pulse YAGレーザーによる治療を行っています(症例写真3人目)。この治療の1回の治癒率は7割程度です。治癒までに2-3ヶ月ほどかかる深いやけどを作るため施術を受ける際には覚悟が必要です。

症例写真

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難治性にきび

当院では難治性にきびの治療として、イソトレチノインの内服治療とレーザー治療を行っています。
アメリカやヨーロッパのにきび治療のガイドラインと比べると、日本の保険診療では難治性にきびに対する治療薬が手薄になっています。そのため、保険診療だけでは不十分な難治性にきびの症例が一定の割合ででてきます。
最近では、アメリカ・ヨーロッパのガイドラインの中で、難治性にきびに対してファーストチョイスとなっているイソトレチノインの内服を自費診療で取り入れているクリニックも増えています。イソトレチノインの内服はとても効果が良く、難治性にきびに対して良い治療になり得ます。しかし、副作用を考慮し、様々な使用制限があります。レーザー治療も万能ではないためそれぞれの症例で使い分けます。
にきびに対するレーザー治療は決まった方法がありません。使用するレーザーの種類、レーザーの設定や治療間隔、治療回数などはそのクリニックのオリジナルの治療となります。また、にきびの状態によって出力などの設定は変化します。
当院では複数のレーザーを場所ごとに選択したり、重ねて照射しています。利点としては、炎症の強いにきびに対して効果が高い、治療期間が概ね2ヶ月と短い、イソトレチノインより低額、同時にレーザー脱毛の効果を併せ持つ、治療前に効果が出やすいにきびをある程度判定可能、保険診療との相性が良い、ポイント治療も可能(症例写真4人目)、年齢制限がない(症例写真5人目)などがあります。
一方、欠点としては痛みが強い、軽症にきびに対しては効果が低い、全身のにきびなど広範囲には照射困難、エビデンスレベルが低いなどがあります。
どの治療を選択したとしても、大切なことは短い期間で治すことです。にきびが赤く腫れている期間が長いと凹凸のある瘢痕組織を残すリスクが高くなります。
3人の全顔の症例写真をご覧下さい。3人とも保険診療の治療薬で管理困難なためレーザー治療を行いました。3人ともレーザー治療は2ヶ月です。1人目の皮膚はほぼ平らに治っていますが、2人目、3人目は凹凸を残しています。これは赤く腫れていた期間が長かったためです。にきびの傷跡を残さないために、まず保険診療の治療を早めに開始してください。

症例写真

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にきび跡

にきびの管理が不十分な場合に、凹凸のある瘢痕組織を残した状態です。
当院でも約10年間、ニードルRF、CO2フラクショナル、ピコフラクショナルなどを使用して、お肌の凹凸修正を行っています。当院の結論はどの治療器でも同様の治療効果が出ます。しかし、低出力での治療は何10回治療しても全く効果がないため、かなりの高出力で治療することになります。痛みが強く、赤みのダウンタイムも長くなります。色素沈着を起こすこともあります。
当院で4回ピコフラクショナルを行った症例写真をご覧下さい。治療を行った医療従事者から見ると良い結果です。しかし、施術を受ける患者さまから見たらどうでしょうか。辛い治療を4回も受けて、もっと平らになって欲しいと思う効果だと思います。
にきび跡の凹凸修正の治療は大変難易度の高い治療になります。また、患者さまにとっても痛みやダウンタイムなどで辛い治療になります。
にきび跡の凹凸修正の治療難易度を理解すると、にきび治療はどの段階で力を入れるべきか分かります。

症例写真

 
 

毛穴

毛穴の開きや黒ずみなど、毛穴に関するご相談も多くあります。当院ではハイドラシャワーと言う、ピーリング剤と毛穴洗浄を組み合わせた毛穴治療器をご用意しております。15分程度の短時間で鼻の毛穴治療が可能です。
レーザー治療器ではありませんが、レーザー治療では出せない毛穴治療の効果をご覧下さい。

症例写真

 
 

タトゥー除去

当院ではレーザー治療によるタトゥー除去を行っています。あざやタトゥーなど、皮膚の深い層の色素を薄くする治療では、近年Qスイッチレーザーからピコレーザーに治療器が進化しています。
当院でもQスイッチYAGレーザー、QスイッチルビーレーザーなどのQスイッチレーザーと、ピコレーザー(ピコ秒YAGレーザー)による治療経験がありますが、やはりピコレーザー(ピコ秒YAGレーザー)のほうが治療成績が良いです。
そのため、当院でも世界的なレーザー治療の流行と同様に、ピコレーザーによるタトゥー除去を行っています。

症例写真

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酒さ(赤ら顔)

酒さ・赤ら顔は血管拡張により皮膚の赤みが強くなる慢性炎症性疾患です。原因はよくわかっていません。
そのため、強い効果を望める治療法が無く、いくつか治療を試しながらお肌に合った治療を見つけていくことになります。
当院でも、まずは保険診療の外用などから開始することが多いです。その後、効果が少なくレーザー治療を選択する場合もあります。レーザー治療を選択する場合、赤みが強いほど効果的な治療が可能です。

症例写真

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静脈湖

血管拡張により、内部に溜まった静脈血が黒っぽいできもののように見えます。口唇部にできることが多いです。
拡張した血管を焼くレーザー治療を行います。
治療直後の写真でも分かるように、強いやけど症状がでるため、レーザー治療は痛みを伴います。
当院では、口唇部の感覚を担う左右の眼窩下神経・左右のおとがい神経のうち、該当する神経をブロック麻酔することによって、痛みの無いレーザー治療を行っています。

症例写真

 
 
 

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