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やけど(熱傷)

Burn

やけどの応急手当としてはすぐに冷やすことが最も大切です。水道水で衣服の上からでもかまいません。指先や脚のやけどのような場合は1時間くらい冷却することが症状を軽くします。冷やすことでやけどの進行を止め、痛みも押さえることができます。
やけどの症状が軽いのか重いのかは、熱による皮膚へのダメージの深さによって決まりますが、水ぶくれなどの症状が出現するのは、翌日になってからという場合もあるため、やけど直後には判断しにくいこともあります。
赤くヒリヒリしていても、翌日には症状が無くなっているような場合は、軽症のやけど(第1度の熱傷)です。このやけどはとくに治療をしなくても傷跡をのこすことはありませんが炎症を抑える作用のある軟膏が有効です。
水ぶくれ(水疱)を生じている場合は、やや重症のやけど(第2度以上の熱傷)であり、皮膚の深い部分にまで熱によるダメージが及んでいると推測されます。
この場合は、皮膚のダメージ(損傷)に応じた傷の治療を行うことになります。
重症度にもよりますが、小さな水ぶくれ程度であれば、その水疱は潰さないで温存します。
水疱の中には、傷を修復するのに必要な因子がたくさん含まれていますし、水疱を潰して傷口を作ってしまうと、二次感染を引きおこす危険性まで高めてしまうからです。
さらに重症で、水ぶくれの下が黒く壊死してしまったり、血液が通っていないような状態になってしまったら、皮膚のかなり深い部分までダメージが及んでいることを意味しています。
このような場合は、皮膚潰瘍の治療を行います。軟膏処置による保存的な治療を行う場合もあれば、麻酔の注射をして外科的な処置を行う場合もあります。このような潰瘍治療が必要になった重症のやけどの場合は、適切な治療を行ったとしても、必ず瘢痕として傷あとが残ります。
特に「低温やけど」などでは、軽いやけどと思っていても、実際には皮膚の深い所までダメージが及んでいることもあります。
自己判断せずに早めに皮膚科専門医などのいる医療機関を受診することをおすすめ致します。

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