こども・おとなのあざ治療

レーザー治療のリスクとして、痛み、やけど、色素沈着、色素脱失などがあります。

こどものあざ治療

太田母斑

顔の片側に出来る青色の色素が特徴です。稀に両側のこともあります。
自然に薄くなることはまずありません。年齢とともに濃く、広がってくることが多いです。そのため早期の治療開始が推奨されております。

症例写真

異所性蒙古斑

赤ちゃんのおしりが青くなるのはみなさんご存じかもしれません。臀部とは違う場所にこの青色の色素が出た場合に異所性蒙古斑と呼びます。
異所性蒙古斑は通常の蒙古斑よりも自然に消退しにくい特徴があります。10歳で残っているものはおとなになっても残る可能性が非常に高いです。

症例写真

 
 
どちらのあざ治療においても、近年治療開始年齢が早くなっています。それは、若いほど皮膚が薄く、レーザー光線が色素に良く届き治療効果が良い。若いほどやけどや色素沈着の合併症が軽度になる。など様々な理由があります。そのため当院でも生後6ヶ月以内で治療開始することが多いです。あざ治療ご相談の場合は早めの受診をおすすめいたします。
 
その他の茶色いあざや赤あざについてもご相談ください。
当院で対応出来ない治療に関しても症状に合わせて適切な施設をご紹介いたします。
 
当院の特徴

1. 経験豊富 レーザー治療歴10年以上の皮膚科専門医、レーザー認定医が対応いたします。
2. 保護者さまも赤ちゃんも安心 基本的に保護者さま同室でレーザー治療を行います。
3. 保険診療対応の最新レーザーを使用、痛みややけどの少ないピコレーザーを使用します。麻酔薬も使用しないことが多いです。

おとなのあざ治療

太田母斑、異所性蒙古斑

生後6ヶ月以内で治療開始が推奨されていますが、未治療のままおとなになり、治療開始する場合もあります。その場合、治療回数が増えます。また、治療間隔も1年に1回程度となり治療期間も永くなります。

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外傷性タトゥー(外傷性刺青)

ケガがきっかけのためあらゆる年齢層で出現します。屋外での転倒などを契機に、皮膚の内部に異物が混入して真皮に色素を残した状態です。タトゥー除去と同じレーザー治療を行います。

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後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

思春期から成人以降の女性に多い顔のあざです。まれに男性にも出現します。(症例写真2人目)茶色のためしみと勘違いされやすいですが、皮膚の深い層(真皮層)に色素があり、あざになります。日本人にとても多い顔のあざです。鼻にまで色素が広がる広範囲の方もいます。(症例写真3人目)
当院では、8種類のレーザー治療を用意しております。ダウンタイムや通院頻度などを考慮してレーザー治療を選択いたします。

症例写真